つばき油とは？

五島特産のつばき油はヤブツバキという種類のつばきの種子から精製されます。このつばき油と日本人の生活との関わりは大変深く、平安時代の頃から貴重な薬用、食用、灯用油として使われてきました。江戸時代、つばき油は女性の黒髪を艶やかに装う化粧品として愛用され主に頭髪用としてその名が知れ渡っています。

再び注目を集めるつばき油

近年、自然志向の高まりとともに、天然素材としてのつばき油の優れた成分・特質が明らかにされ、再び注目を集めています。従来からの化粧用としてはもちろんのこと、食よとしての評価が一層高まってきています。つばき油は毛髪用、化粧用、食用、工業用、石鹸・シャンプーの製造用など様々な分野に用途を広げながら、ますます、脚光を浴びて来ています。

天然植物性純度１００％つばき油の特徴と効能

つばき油の優れた特徴は、本来持っている「酸化・変質のしにくさ」と「豊富なオレイン酸」にあります。非常にさらっとしていることも特徴の一つです。つばき油は酸化しにくいため、体の中で活性酸素と結合してできる過酸化脂質になりにくく、つばき油が疾患の原因になることはありません。近年、つばき油にもっとも多く含まれるオレイン酸の働きの優れた特性が明らかとなってきました。また、つばき油の成分は人間の脂肪の成分と同じなのです。（人の肌の皮脂の６０％が椿油に含まれるオレイン酸トリグリセライドと同じ仲間の脂質です。）それからつばき油には「殺菌作用」「細胞増殖作用」「脂質分泌調整作用」「紫外線をカットする作用」などの効用もあります。

保存方法

厳選された原料のみを使用し、香料・色素などは一切使用しておりません。純度１００％のつばき油ですので、特有の色調、香りがあります。 低温で白濁したり、固まることがありますが、つばき油の成分ですので、ぬるま湯で温めるともとにもどります。品質に変わりはありません。。